Wine grape profile

ハニービーナス

Honey Venus / 白ぶどう

ハニービーナスは、昭和55年(1980)に果樹試験場安芸津支場(広島県東広島市安芸津町、現カキ・ブドウ支場)が「紅瑞宝」に「オリンピア」を交雑して育成した生食用の4倍体品種。1989年に安芸津で選抜し、平成4年(1992)から「ブドウ安芸津19号」の系統名で全国34か所の第8回系統適応性検定試験に供試、平成10年(1998)1月の成績検討会で新品種候補として適当との結論を得た。樹勢は「巨峰」と同程度で強く、「巨峰」と同様の防除を行えば目立った病害の発生は認められていない。果粒形は短楕円で裂果性はほとんどなく、脱粒は「巨峰」よりしにくいが、日持ち性は5日程度で短い。

おもに白ワイン用味わいと香り

At a glance

ハニービーナスの基本情報

英名
Honey Venus
ワインの色
おもに白ワインになる
交配親
紅瑞宝×オリンピア
育成
果樹試験場安芸津支場(現カキ・ブドウ支場)(育成担当者: 山根弘康、山田昌彦、佐藤明彦、吉永勝一、平川信之、栗原昭夫、岩波 宏、永田賢嗣、角 利昭、平林利郎、小澤俊治、角谷真奈美、中島育子)
品種登録
農林認定品種(旧:命名登録品種) 登録番号:ぶどう農林19号(登録年月日:1998年8月)/品種登録 登録番号9400(2001年10月18日登録、出願番号10854・1998年4月9日出願、育成者権の存続期間40年)/旧系統名 ブドウ安芸津19号
果皮の色
白ぶどう

Measured traits

ハニービーナスの栽培・果実のデータ

育成機関・種苗協会の資料に載っている数値です(出典はページ末)。

熟期
早生・育成地で8月下旬(品種登録)
糖度
育成地で21%(農研機構)
酸度
0.5g/100ml程度(農研機構)
果房重
350〜450gの有核の良房(農研機構)
果粒重
9g程度/有核栽培は10g程度(農研機構)
栽培
「巨峰」より花振るい性が小さい(農研機構)

Taste & aroma

ハニービーナスの味わい・香り

農研機構は、果肉特性を「巨峰」と同様の崩壊性と塊状の「中間」とし、やや未熟な果粒の香気はマスカット香に近いが、成熟が進むとフォクシー香に近い特有の香があるとする。農林水産省の品種登録データベースは、甘味は高、酸味は少、渋味は無〜極少、香気はその他、果汁の多少は多、肉質は中間、果皮の色は黄緑又は黄白と記す。農林水産省の品種資料は、糖度が「巨峰」より2〜3%高く、果肉は「巨峰」よりやや硬いとする。

Made in Japan

ハニービーナスを造る日本のワイナリー

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