Wine grape profile

香大農R-1

Kadainou R-1 / 黒ぶどう

香川大学農学部が高温下でも着色の良い品種を得るために育成した加工用の黒ブドウで、香川大学として農林水産省に初めて種苗登録した品種(2006年に登録完了)。香川県を含む西南暖地ではブドウの着色期が真夏と重なり、夏季の猛暑が果皮の着色不良を招くことが古くから指摘されていたため、沖縄・奄美地方に自生する野生ブドウのリュウキュウガネブを母親に、高級温室ブドウのマスカット・オブ・アレキサンドリアを父親として育種された。果粒は1g程度と小さいが、果皮にポリフェノール、アントシアニンなどの機能性成分を豊富に含む。醸造したワインは「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」(フランス語で「芳しき野生の乙女」の意・香川大学が商標登録)の名で香川大学ブランド・ワインとして県内で販売され、ジュースや菓子にも使われている。

おもに赤ワイン用味わいと香り

At a glance

香大農R-1の基本情報

英名
Kadainou R-1
ワインの色
おもに赤ワインになる
交配親
「リュウキュウガネブ」に「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を交配
育成
国立大学法人 香川大学(登録品種の育成をした者: 望岡亮介)
品種登録
品種登録 第13646号(2006年2月27日 登録)/出願番号 15899(2003年8月1日 出願・2004年7月16日 出願公表)
果皮の色
黒ぶどう

Measured traits

香大農R-1の栽培・果実のデータ

育成機関・種苗協会の資料に載っている数値です(出典はページ末)。

熟期
育成地(香川県さぬき市)で9月中旬(品種登録データ)
果粒重
1g程度(香川大学農学部附属農場)
栽培
高温でも着色良好(香川大学農学部附属農場)

Taste & aroma

香大農R-1の味わい・香り

品種登録データの果実特性では、甘味は高、酸味は極多、渋味は中、香気は無、果汁の多少は中、果皮の厚さは厚、果粉の多少は多、果肉の色は不着色で肉質は中間。香川大学農学部附属農場は、ソヴァジョーヌ・サヴルーズを非常に濃厚な色調ながら渋味は少なくのど越しが良いワインとし、機能性成分が既存のワインの倍ほどあり抗酸化活性も高いとしている。

Made in Japan

香大農R-1を造る日本のワイナリー

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