Wine grape profile

ソワノワール

Soie Noire / 黒ぶどう

ソワノワールは、山梨県果樹試験場が1992年(平成4年)にメルロへピノ・ノワールを交雑して選抜した赤ワイン用の醸造専用品種。温暖化でメルロなど既存の赤ワイン用品種の着色不良が問題になったため、気温の高い山梨県の気象条件でも着色に優れ、成熟期が早い品種として育成された。育成地(標高440m)の収穫日は8月23日で、メルロの9月2日より10日程度、早生のビジュノワールより5日程度早く、冷涼な明野試験地では9月14日に成熟する。果実の全アントシアニン含量はメルロの2倍以上。品種名は、ワインの色が濃く味わいが絹のように滑らかとの評価から「黒い絹」の意味で付けられた。

おもに赤ワイン用味わいと香り

At a glance

ソワノワールの基本情報

英名
Soie Noire
ワインの色
おもに赤ワインになる
交配親
メルロ×ピノノワール(平成4年交雑)
育成
山梨県果樹試験場・育種部・醸造ブドウ育種科(研究担当者: 渡辺晃樹、根本圭也、三宅正則、宇土幸伸、小林正幸、手塚誉裕、太田佳宏、上野俊人、三森真里子、雨宮秀仁、齊藤典義、齋藤寿広)
品種登録
品種登録出願番号:第36365号(2022年7月12日)/令和4年10月17日付けで出願公表
果皮の色
黒ぶどう

Measured traits

ソワノワールの栽培・果実のデータ

育成機関・種苗協会の資料に載っている数値です(出典はページ末)。

熟期
収穫8月23日・垣根(2017〜2022年・山梨県果樹試験場)
糖度
18.9°Brix(2017〜2022年・山梨県果樹試験場)
酸度
総酸7.3g/L(2017〜2022年・山梨県果樹試験場)
果房重
垣根195g/棚283g(2017〜2022年・山梨県果樹試験場)
果粒重
有核・球形で2.0g程度(2022年・山梨県)
栽培
収量1,270kg/10a・垣根(2017〜2022年・山梨県)

Taste & aroma

ソワノワールの味わい・香り

2017〜2022年のワイン分析では、育成地のアルコール分11.5%、総酸5.7g/L、pH3.84、色調(530nm吸光度)5.13で、メルロの1.65より濃い。総フェノール含量は2,035mg/Lで、メルロ1,263mg/Lとビジュノワール2,997mg/Lの中間。ワイン酒造組合員ほかのべ337名による20点法の官能評価は育成地12.9点・明野12.5点で、メルロ10.8点より高く、「酒色が濃い」「バランスが良い」「渋みがまろやか」と評された。

Made in Japan

ソワノワールを造る日本のワイナリー

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