Wine grape profile
ピオーネ
Pione / 黒ぶどう
VIVCが日本の民間育成者 Ikawa, Hideo による生食用(TABLE GRAPE)の四倍体黒ブドウとして記載する品種。農研機構果樹研究所の果樹研報(2008年・シャインマスカットの育成報告)は、ピオーネを「巨峰にさらに欧州ブドウを交雑して育成された品種」とし、巨峰より大粒で花振るい性が強く一般に無核化生産されていること、1980年代より生産が拡大して巨峰・デラウェアに次ぐ生産になったことを書く。VIVCが記録する保存機関は5件で、オーストラリア・ドイツ・日本・アメリカにある。
At a glance
ピオーネの基本情報
- 英名
- Pione
- ワインの色
- おもに赤ワインになる
- 交配親
- KYOHO X MUSCAT OF ALEXANDRIA (4N)(VIVC「Pedigree as given by breeder/bibliography」)。VIVCはマーカーで系統を確認済み(Full pedigree: YES)で、確認された親は KYOHO (4N) と MUSCAT CANNON HALL (4N)
- 育成
- JAPAN(原産国・VIVC)/育成者 Ikawa, Hideo(Private breeder)、種は VITIS INTERSPECIFIC CROSSING、用途は TABLE GRAPE。VIVCの Prime name は PIONE (4N)(交配年の記載なし)
- 果皮の色
- 黒ぶどう
- 呼称のある国
- 日本原産地呼称(PDO・GI)で認められている産地が多い順・2産地
Measured traits
ピオーネの栽培・果実のデータ
育成機関・種苗協会の資料に載っている数値です(出典はページ末)。
- 生産量
- 全国栽培面積の16.4%(2015年産・農水省)
- 栽培
- 巨峰より晩腐病抵抗性が弱い(2008年・農研機構)
Taste & aroma
ピオーネの味わい・香り
農研機構の果樹研報(2008年)は、巨峰の肉質が崩壊性(噛み切りやすい)と塊状(噛み切りにくい)の中間であるのに対し、ピオーネの肉質は巨峰に近く、いずれも米国ブドウの香りであるフォクシー香を持っており、両者の食味は似ていると書く。
Origins by rule
ピオーネの主な産地
EUの原産地呼称(PDO)規則等で ピオーネ が認められている2産地を、国別に整理しています。
Related grapes
同じ産地で使われる品種
上の産地の呼称規則で ピオーネ と一緒に認められている品種です。
Made in Japan
ピオーネを造る日本のワイナリー
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