Wine grape profile

カベルネ・ドルサ

Cabernet Dorsa / 黒ぶどう

ドイツ・ヴァインスベルクの州立ワイン・果樹試験場(LVWO ヴァインスベルク、育成機関コード DEU456)が1971年に交配した醸造用の黒ブドウ。VIVCの品種番号は20002で、用途は WINE GRAPE、果皮色は NOIR、花性は HERMAPHRODITE、同義名は育成番号の WE 71- 817- 92 と WEINSBERG 71- 817- 92 の2件。バイエルン州立ワイン・園芸研究所(LWG)は、ドルンフェルダーやシュペートブルグンダーより高い糖度に達し、収量は中程度、果房はドルンフェルダーより疎で果粒は小さいと記す。日本では、国税庁が平成30年6月28日に指定した酒類の地理的表示「北海道」の生産基準で、北海道で収穫したものを使用できるヴィニフェラ種30品種の1つに挙げられている。

おもに赤ワイン用PDO・GI 15産地味わいと香り

At a glance

カベルネ・ドルサの基本情報

英名
Cabernet Dorsa
ワインの色
おもに赤ワインになる
交配親
DORNFELDER X CABERNET SAUVIGNON(VIVC「Pedigree as given by breeder/bibliography」=育成者・文献による記載。バイエルン州立ワイン・園芸研究所も「Dornfelder x Cabernet Sauvignon」と記す)/BLAUER LIMBERGER X DORNFELDER(VIVC「Pedigree confirmed by markers」=マーカーで確認された系統。Full pedigree: YES、親1 BLAUFRAENKISCH、親2 DORNFELDER)
育成
GERMANY(原産国・VIVC)/育成者 Staatliche Lehr- und Versuchsanstalt für Wein- und Obstbau, Weinsberg、育成機関コード DEU456、交配年 1971(選抜年の記載なし)。種は VITIS VINIFERA LINNÉ SUBSP. SATIVA (DE CANDOLLE) HEGI
品種登録
Year of protection(品種保護年)2003(VIVC)/Registered in the European Catalogue: YES(欧州品種カタログに登録あり)/バイエルン州では2002年から栽培が認可されている(LWG)
果皮の色
黒ぶどう
呼称のある国
ドイツ、日本原産地呼称(PDO・GI)で認められている産地が多い順・15産地

Measured traits

カベルネ・ドルサの栽培・果実のデータ

育成機関・種苗協会の資料に載っている数値です(出典はページ末)。

熟期
中早生(LVWO)/中〜晩生(LWG)
糖度
高〜非常に高い(LVWO・年記載なし)
酸度
中〜低い(LVWO・年記載なし)
果房重
中〜高、着粒は疎〜中(LVWO)
耐寒性
冬の凍害に強い(LVWO・年記載なし)
栽培
うどんこ病に弱く灰色かび病に強い(LVWO)
栽培
ドイツの作付 252ha(2012年・LWG)
栽培
フランケン 22ha(2012年・LWG)
栽培
GI北海道の使用可能品種 ヴィニフェラ種(2018年)

Taste & aroma

カベルネ・ドルサの味わい・香り

バイエルン州立ワイン・園芸研究所(LWG)は、色の出が非常によく、はっきりしたチェリーの香りがあり、味わいは密度があって持続し、カベルネ由来のピーマン(パプリカ)の風味がわずかに乗ると記す。

Origins by rule

カベルネ・ドルサの主な産地

EUの原産地呼称(PDO)規則等で カベルネ・ドルサ が認められている15産地を、国別に整理しています。

ドイツ14産地
AhrBadenBürgstadter BergFrankenHessische BergstraßeMittelrheinMoselNahePfalzRheingauRheinhessenSaale-Unstrutほか2産地
日本1産地
北海道

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