Wine grape profile

モンドブリエ

Monde Briller / 白ぶどう

モンドブリエは、山梨県果樹試験場が1996年の交雑から選抜した白ワイン向けの醸造専用ブドウ品種。べと病に耐病性を持つ品種の育成を目標としており、リーフディスク法による発病度の中央値は18.7で、シャルドネ38.4・甲斐ブラン65.4・甲州64.3より低く、片親のカユガ・ホワイト14.1と同程度だった(2004〜2011年)。2008年から岩手県農業研究センター・長野県果樹試験場など全国5県6場所の公設試験研究機関で特性が検討された。名称はフランス語の「世界(モンド)」と「輝く(ブリエ)」による。

おもに白ワイン用PDO・GI 3産地味わいと香り

At a glance

モンドブリエの基本情報

英名
Monde Briller
ワインの色
おもに白ワインになる
交配親
‘シャルドネ’בカユガ・ホワイト’
育成
山梨県果樹試験場(育成は農林水産省の指定試験事業並びに新たな農林水産施策を推進する実用技術開発委託事業によって行った)
品種登録
‘ブドウ山梨54号’の系統名でブドウ第12回系統適応性検定試験に供試/種苗法に基づき第24866号として品種登録(2016年3月7日)
果皮の色
白ぶどう
呼称のある国
日本原産地呼称(PDO・GI)で認められている産地が多い順・3産地

Measured traits

モンドブリエの栽培・果実のデータ

育成機関・種苗協会の資料に載っている数値です(出典はページ末)。

熟期
収穫日9月28日・晩生(2008〜2013年・山梨県果樹試験場)
糖度
22.9°Brix(2008〜2013年・山梨県果樹試験場)
酸度
0.75g/100ml(2008〜2013年・山梨県果樹試験場)
果房重
170g(2008〜2013年・山梨県果樹試験場)
栽培
べと病発病度18.7(2004〜2011年・山梨県果樹試験場)

Taste & aroma

モンドブリエの味わい・香り

果実・ワインともにマスカット香を呈する。育成地(山梨市江曽原・標高450m)と明野試験地(北杜市明野町・標高710m)で2017〜2020年に比べた試験では、明野のワインのリナロールは548.26ppb、α-テルピネオールは133.18ppbで、育成地の16.96ppb・4.30ppbより著しく高く、20点法の官能評価も14.9点(育成地12.6点)と高かった。明野では「ほどよい酸味。果実香(マスカット香等)が強くなる」と評価された。

Origins by rule

モンドブリエの主な産地

EUの原産地呼称(PDO)規則等で モンドブリエ が認められている3産地を、国別に整理しています。

日本3産地
大阪山形山梨

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