Wine grape profile

アルモノワール

Armonoir / 黒ぶどう

アルモノワールは、山梨県果樹試験場がワイン品質の良好なカベルネ・ソーヴィニヨンに、耐寒性を持つツヴァイゲルトレーベを交雑して育成した赤ワイン用の醸造専用品種。栽培適地は本州中部以北の比較的冷涼なブドウ栽培地域で、北海道のような寒冷地でも糖度は育成地と同等に上昇し、他の耐寒性品種と発芽率が同程度であることから、山梨県以北でも特性を発揮できるとされる。一方で温暖な地域では糖度が低い傾向が認められる。果房は有岐円錐形、果粒は有核の短楕円形で、果皮は紫黒色、果粉は多い。裂果は認められない。

おもに赤ワイン用PDO・GI 2産地味わいと香り

At a glance

アルモノワールの基本情報

英名
Armonoir
ワインの色
おもに赤ワインになる
交配親
カベルネ・ソーヴィニヨン×ツヴァイゲルトレーベ
育成
山梨県果樹試験場(育種部 醸造ブドウ育種科)
品種登録
品種登録番号:第17797号(2009年3月6日)
果皮の色
黒ぶどう
呼称のある国
日本原産地呼称(PDO・GI)で認められている産地が多い順・2産地

Measured traits

アルモノワールの栽培・果実のデータ

育成機関・種苗協会の資料に載っている数値です(出典はページ末)。

熟期
収穫期9月29日(2003〜2006年・山梨県果樹試験場)
糖度
18.8%(2003〜2006年・山梨県果樹試験場)
酸度
0.75g/100ml(2003〜2006年・山梨県果樹試験場)
果房重
224g(2003〜2006年・山梨県果樹試験場)
果粒重
2.0g程度(山梨県果樹試験場・登録品種情報)
耐寒性
北海道でも糖度が同等に上昇(山梨県果樹試験場)
栽培
適地は本州中部以北の冷涼な産地(農林水産省)

Taste & aroma

アルモノワールの味わい・香り

ワインは育成地のカベルネ・ソーヴィニヨンと比較してタンニンが多く、酒色が濃い。山梨県果樹試験場の2003〜2005年の試験では、ワインの総フェノールは2,524mg/l、530nmの吸光度は3.8、酸含量は0.44g/100mlで、同時に比較したメルロ・カベルネ・ソーヴィニヨン(総フェノール1,676mg/lと1,102mg/l)を上回った。10点満点のワイン評点は5.8で、3品種のうち最も高い。香りはフルーティーで、酸とタンニンのバランスが良いとされる。

Origins by rule

アルモノワールの主な産地

EUの原産地呼称(PDO)規則等で アルモノワール が認められている2産地を、国別に整理しています。

日本2産地
山形山梨

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