Wine grape profile

セイベル9110

Seibel 9110

セイベル9110は、フランス由来のフレンチ・ハイブリッド直産品種で、日本では白ワインの原料として栽培される。山梨大学工学部附属発酵化学研究施設の山川祥秀が1985年に園芸学会雑誌へ報告した品種特性の調査では、完熟期の果汁pHは9月上旬で3.4、果粒は1.1〜3.0gの小粒に属し、G/F値0.9・T/M値1.5で果糖の多い品種とされた。国税庁「国内製造ワインの概況」(平成30年度調査分)では、長野県で62.7t(県内の白ワイン原料の1.1%)が受け入れられている。

おもに白ワイン用PDO・GI 3産地味わいと香り

At a glance

セイベル9110の基本情報

英名
Seibel 9110
ワインの色
おもに白ワインになる
呼称のある国
日本原産地呼称(PDO・GI)で認められている産地が多い順・3産地

Measured traits

セイベル9110の栽培・果実のデータ

育成機関・種苗協会の資料に載っている数値です(出典はページ末)。

熟期
完熟期は9月上旬(1985年・園芸学会雑誌)
糖度
最大17%・9月中旬(1985年・園芸学会雑誌)
果房重
最大480g・9月上旬(1985年・園芸学会雑誌)
果粒重
最大2.8g・9月上旬(1985年・園芸学会雑誌)
耐寒性
寒冷地が適地(1985年・園芸学会雑誌)
栽培
容易だが豊産性で収量規制が必要(1985年)
産地
山形 68.0t(2018年度・国税庁)

Taste & aroma

セイベル9110の味わい・香り

1985年の園芸学会雑誌の調査では、セイベル9110のワインはフルーティーなアロマを持つ一方、酸味がやや不足し、褐変しやすいと報告された。果汁酸度が完熟以降に低くなりすぎるため、酸度を見ながら収穫適期を決める必要があるとされる。

Origins by rule

セイベル9110の主な産地

EUの原産地呼称(PDO)規則等で セイベル9110 が認められている3産地を、国別に整理しています。

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